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新井インストラクターの考察 200/390 DUKE編

デュークですが、真面目なKTMらしく同じシャーシを使いながらも200と390は異質な魅力を醸し出しています。 しかも、それぞれに高い次元でバランス良くまとまっているので、慣らし運転が終われば、走るのが楽しくて仕方がないと思います。

一言で言うと軽量級のブン回しとスーパースポーツの運動性というところでしようか?

ハード面での成り立ちに訳があるのですが、それは専門誌に任せるとして、私は、この高性能を全て引き出すライディングについて書きます。

ライディングは沢山の操作あり、判断やマシンの状態とも関連があり、実に奥が深いですね?

どれも大切ですがその中で最も大事なのは何か考えてみました。

それは、
①リラックス
②目
です。

この2つのポイントが出来るようになると、身に着いたライディングが連鎖反応を起こすのか、不思議ですが今現在の技量が間違いなく、しかもかなり上がります。 これは、今までの経験で確かです。

実は、この2つのポイントはデュークに限らずライディングの基本的重要項目で、トータルパフォーマンスの優れたマシン程要求されることでもあります。 また、一般公道からサーキット迄共通することでもあります。

はじめに、 リラックスとは、上体、特に腕周りを常に柔らかくしなやかな状態にするということです。

常にとは、直進・ブレーキ・旋回・加速時の全て、乗車中いつもということです。

これが出来て初めてタイヤやシャーシやエンジンの性能を使いきれるのです。 逆にリラックス出来ないと「落ち着かない、止まらない、曲がらない、走らない…」ということになります。

では、上体をリラックスする為にはどうするか?
体のどこかでホールドすることが必要です。

次に目とは目線、どこを見るかです。 リラックス出来てマシンの性能を引き出せるようになっても、目が出来ないと完全ではないし安全でもないのです。

どこで止めて、曲げて、加速するのか、的確な判断が出来ないし、他の交通もある一般道路では、事故の危険もあります。

ツーリングに行って路面しか記憶に残っていないでは、味気ないですしね?

脇見しろと言っている訳ではなく、目が出来れば景色を見る余裕も出来るということです。

これら2つのポイントをどのように、どうやってやるか?具体的にレクチャーし行うのが今回のスクールです。

インストラクター来歴:

1957年生まれ、1978年よりレース活動開始。
1981年には国際B級350CC日本チャンピオンを獲得 250、500cccクラスで全日本に出場。 鈴鹿8時間耐久レース、シングル・ツインでのレースにも多数参戦。

海外遠征も多数経験。その後89年に新井企画㈱を設立。 業務内容は 老若男女の一般公道の安全走行からサーキットで結果を残せる走行方法迄の多岐にわたる。

レーシングモーターサイクリストアソシエーション副会長
各レーシングスクール講師、専門誌テストレポーターとしても1995年迄活躍した。 現在は製紙会社勤務。 プライベートライダーに戻り、レース参戦計画中。

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